県内の学校で昨年度認知されたいじめの件数は7067件と、前の年度を上回り13年連続で過去最多を更新しました。

県内の小学校、中学校、高校、特別支援学校で昨年度認知されたいじめの件数は7067件で、前の年度より612件上回り13年連続で過去最多を更新しました。
また「いじめの重大事態」は12件と前の年度より3件減少しました。
いじめの認知件数については学校のアンケート調査による本人からの訴えでなどでわかったことが多かったということです。

県教育委員会は増加している理由について「いじめの兆しや芽の段階で積極的に認知し、組織で対応するという考え方が浸透してきた」としています。
また、不登校の児童・生徒は2693人で、そのうち小学校の児童は858人となり8年連続で過去最多を更新しました。

県教育委員会は「社会の価値観の多様化や登校に対する意識が変わってきていることが要因ではないか」としています。

サガテレビ
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