札幌市手稲区の住宅街で11月10日未明、クマのような動物が目撃されました。警察が警戒を強めています。
警察によりますと10日午前0時40分ごろ、札幌市手稲区稲穂3条2丁目の路上を歩いていた人が、約80メートル先に体長約1.5メートルのクマのような動物を目撃しました。
動物は4本足で歩行し、「コフーコフー」と声を上げながら、住宅街を南の方に歩いて行ったということです。
警察が駆けつけてパトロールを行いましたが、クマの発見には至らず、足跡などの痕跡は見つかっていません。
けが人や被害の報告はないということです。
目撃現場は一般住宅に囲まれた場所で、中学校からも約200メートルと近く、警察は通学時間帯を含めて警戒活動を強化しています。