愛知県弥富市の「海南こどもの国」で11月8日、木製遊具のはしごが外れ、30代の男性が落下してケガをしました。はしごを固定するボルトの老朽化が、原因とみられています。

 愛知県によりますと、弥富市の「海南こどもの国」で8日午後、子供と一緒に訪れていた30代の男性が木製の遊具のはしごに足をかけたところ、はしごが外れ、およそ1.5メートル下のデッキに転落しました。

 男性は腰をうつケガをしましたが、自力で帰宅したということです。

 この遊具は1985年の開園時からあり、はしごを固定するボルトが老朽化し、外れたとみられています。

 遊具は毎日、職員が目視で点検をし、毎年行われる業者による点検でも、問題はなかったということです。

 県はこの遊具の使用を中止するとともに、長久手市の愛・地球博記念公園内にある愛知県児童総合センターなど、県立の施設にある他の木製遊具についても緊急点検を
行うとしています。

東海テレビ
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