佐賀県内の9月の有効求人倍率は1.21倍で高い水準が続いています。
佐賀労働局によりますと、県内で仕事を探す人1人に何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、9月が1.21倍でした。2カ月連続で下がったものの、依然として高い水準が続いています。
新たな求人数は前の年の同じ月と比べて4.9%減少し5749人となっています。最低賃金引き上げの適用にあわせ労働条件の見直しを行っている企業が求人を一時止めているところもあり短期的に求人数の減少も見込まれるとしています。
一方、高卒者向けの求人倍率は2.32倍で、去年とほぼ横ばいの高い水準です。9月末時点の就職内定率は、70.3パーセントで統計開始以降、過去最高です。
*統計開始は1997年