富山市中心部で、地中に埋められた水道管から水が漏れているのが確認され、2度目の緊急工事が行われました。
漏水していたのは富山市桜橋通りの電気ビル前交差点に埋められた上水道管です。
先月29日、市の職員のパトロールで地上に水道水が漏れているのが確認され、市は今月5日に穴が開いた部分に水が届かないよう、水道管の仕切り弁を新設する緊急工事を実施。
しかし、その後も水が漏れ出続けたため、昨夜から2度目の緊急工事を行い、仕切り弁をもう一つ新設し、8日漏水が止まりました。
市によりますと水道管は60年前に設置された鉄製の管で、腐食によりおよそ1センチの穴が開いていたということです。
*富山市上下水道局経営管理課 佐伯光郎主幹
「毎日パトロールは行っているが、皆さんが漏水を発見した場合は速やかに上下水道局に連絡してほしい」
市内にある水道管は、およそ677キロ(全体の20%以上)で整備後40年以上が経ち更新が必要となっています。
市は今後、新たな水道管の設計と施工を進める方針です。