愛媛県警の男性巡査が知人に職務上知り得た情報を漏らした疑いで書類送検されていたことが7日に分かりました。
地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検されたのは、愛媛県内の警察署で勤務していた男性警部補です。
県警監察官室によりますと、男性警部補は今年8月中旬、職務上知り得た特定の個人に関する情報を知人に漏らした疑いがもたれています。
情報の見返りについては「確認されていない」とし、知人から男性警部補への情報提供の有無は「プライバシーの観点から回答を差し控える」としています。
捜査関係者によりますと男性警部補は当時新居浜警察署で勤務していて、現在はほかの警察署に異動となっています。また、知人は県警のOBだということです。
男性警部補は10月24日に書類送検され、本部長注意の処分を受けました。
男性警部補は「これ位なら大丈夫だろうと判断した。申し訳ない」などと話し、反省しているということです。
県警監察官室は「職員に対する情報セキュリティ教養をさらに徹底し、再発防止に努める」としています。
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