11月9日から秋の全国火災予防運動が始まるのを前に、島根県庁で火災や地震を想定した総合防災訓練が行われました。
秋の全国火災予防運動が11月9日から始まるのを前に行われた火災・地震総合訓練。
島根県庁の職員155人が参加しました。
訓練は、松江市で震度6強の地震が発生、庁舎から出火したという想定で行われました。
職員が屋外に避難、すると…。
消防署員:
屋上に要救助者あり!
はしご車で救出せよ。
職員1人が逃げ遅れ、屋上に取り残されたという想定ではしご車を使った救出訓練もおこなわれました。
また、消防署員から指導を受けながら、職員が消火器の使い方を確認しました。
松江市北消防署・袖本健一副署長:
予防できることは予防してもらって、まずは火を出さないことを心がけていただけたら。
このほか、地震体験車では東日本大震災や熊本地震など過去に発生した大地震の揺れを体感しました。
参加者:
実際に地震が起こると避難できるのかな、隠れることができるのか(心配に)思った。
島根県総務部管財課・石田里奈課長補佐:
災害はいつ起こるか分からないので、常に体験や訓練を通して非常時にどういった行動を取るのかというのを意識して欲しい。
県は、こうした訓練を通じて、職員が自分の身を守りながら、迅速で的確な行動をとれるよう災害への対応力を高めていきたいとしています。