7日は二十四節気の一つ『立冬』です。
暦の上では〈冬の始まり〉とされていますが、7日の県内は夏日の一歩手前の所もありました。
こうした中、県内でも紅葉の便りが届き始めました。
阿蘇郡小国町にある『下城の大イチョウ』はこの週末にも見頃を迎えます。
【中原 理菜 アナウンサー】
「午後2時半すぎの熊本市中央区です。立冬とは思えない暑さ、薄手の長袖を着ていても暑いと感じるくらいです」
7日の県内は上空の暖かい空気と日差しの影響で気温が上がり最高気温は熊本市で10月中旬並みの24.9度を観測。
7日は『立冬』で暦の上では冬の始まりですが夏日一歩手前の暑さになりました。
【街頭インタビュー】
「(Q冬を感じますか)全然感じない。まだ暖かい。きょうも上着を持ってきたが脱いでちょうどいい」「コートは出した(Q着ました?)まだ着てない」「どうなっているんだろう…冬は冬がいい」
一方、紅葉の便りも…。
こちらは樹齢1000年以上といわれる小国町の『下城の大イチョウ』です。
高さは25メートル、幹周りは12メートルほどある県内最大級のイチョウの木で、国の天然記念物に指定されています。
ことしは例年より1週間ほど遅れてイチョウの葉が色づき始めたということです。
晴天に恵まれた6日は多くの見物客が訪れ、雲一つない青空と黄色く色付いた大イチョウをカメラに収めるなどして楽しんでいました。
【熊本市から来た見物客】
「すごいね、20年前に来たことがあるけど、ちょっと思い出して天気もいいし寄ってみた。すばらしい。大きさにびっくり。皆さんに見てほしい」また、夜は午後9時半までライトアップが行われていて、
昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
この週末にも見頃を迎える『下城の大イチョウ』。
ライトアップは11月16日の日曜日まで行われます。