九州財務局の三原 健 局長は10月の県内の経済情勢について「物価上昇の影響がみられるものの、緩やかに回復している」として9四半期連続で判断を据え置きました。

『個人消費』では、節約志向がみられ、プライベートブランドやセール品などの売れ行きが好調。

『生産活動』では、AI関連の受注が増えて半導体製造装置が高水準を維持しているほか、食料品は外食、量販店向けともに堅調に推移しているということです。

また、『雇用情勢』では、新規求人数は前年を下回っているが、人手不足は続いているとしています。

九州財務局の三原 局長はTSMCの第2工場の着工について「経済波及効果の広がりが期待される一方で、用地や人手不足、交通渋滞などの課題もある。情報を注意深く収集していきたい」と述べました。

テレビ熊本
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