4車線化の工事が進められている東海北陸自動車道で、五箇山インター近くの工事現場の様子が公開されました。
富山県と愛知県を結ぶ全長185キロの東海北陸自動車道では、小矢部砺波ジャンクションと飛騨清見インターチェンジの間およそ68キロの区間で、4車線化工事が進められています。
今は小矢部砺波ジャンクションと白川郷インターチェンジの間の4つのトンネルで爆破掘削工事が進められ、7日は南砺市菅沼にある袴腰トンネルの工事現場と工事に使用する爆破装填ロボットが公開されました。
NEXCO中日本によりますと、袴腰トンネルの全長はおよそ6キロ。
地盤の状況にもよりますが、1回の爆破につき、掘ることができるのは1メートルほどで6000回の爆破が必要だということです。
袴腰トンネルの工事は去年7月から始まり、7日までに富山側はおよそ600メートル、岐阜側はおよそ30メートル完了しました。
ただ、斜面からの落石や倒木が多く確認されており、4車線化の完成時期は未定だということです。