宮城大学・大和キャンパスの構内で、再びクマが出没した。今度は、建物内から学生が“窓越しに黒い影”をとらえた。
クマが目撃されたのは、キャンパス内の「ブリッジ棟」付近。11月7日正午すぎ、建物内にいた学生が、窓越しに斜面を動く黒い生き物を発見。その様子を撮影してSNSに投稿した。映像には、草むらの中をうごめく黒い影が映っており、クマとみられる生き物はやがて林の方向へと姿を消したという。
この約3時間前、キャンパス近くの宮城県図書館(仙台市泉区)でも、体長70~80センチほどのクマ1頭が駐車場で目撃されていた。
さらに、同大学では3日前にも敷地内の池を泳ぐクマの姿が相次いで目撃されていた。
クマの行方は現在も確認されておらず、大学関係者や警察が警戒を続けている。