文部科学省が2024年度岩手県内の小・中・高校で行った調査の結果、不登校の児童生徒は、3351人で5年連続で過去最多を更新しました。

この調査は文部科学省が毎年全国で行っているもので、2024年度県内では、小中学校や高校などあわせて512校が対象となりました。

その調査の結果、県内の不登校の児童生徒は2023年度より299人多い3351人で、5年連続で過去最多を更新しました。

また暴力行為は2023年度より173件多い1135件で、初めて1000件を上回り、2006年度以降で最多となりました。

このほか、いじめの認知件数は7572件で、2023年度から290件減りましたが、過去3番目に多くなっています。

県教育委員会は、1人で問題を抱える児童生徒を見逃さないためにも、教員の研修やスクールカウンセラーの配置など適切な対策をしていくとしています。

岩手めんこいテレビ
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