アサヒグループのシステム障害は、お歳暮以外の年末商戦にも暗い影を落としています。
これから忘年会シーズンを迎える飲食店は、問題が長期化しないことを願っています。

かばはうすホールディングス第一営業部・永田光本部長:
「店舗によって2社入っている所のアサヒをやめて、一つの方にさせてもらって、こちらにアサヒを寄せている」

山陰を中心に居酒屋を展開する「かばはうすホールディングス」。
アサヒグループのシステム障害が発生して以降、欠品にならないよう対応に苦慮しています。

問題発生から1か月以上経ちましたが、卸からアサヒビールへの発注は電話などを駆使した手作業で行われている影響で、一部商品で品薄状態が続いています。

「かばはうすホールディングス」では山陰の11店舗で出荷調整されているアサヒビールの商品をやりくり。
さらに、一部の店舗では他のメーカーに切り替えるなどの対応を迫られました。

現時点で大きな混乱はないといいますが、これから迎える忘年会シーズン、ビール需要が一気に増えるだけに事態の長期化には気をもんでいます。

かばはうすホールディングス第一営業部・永田光本部長:
「システム復旧が一番早く直ればいいなと思っています。やっぱり制限なく、普通に営業できると望ましい」

アサヒグループホールディングスは、依然としてシステム復旧のめどは立っていないとしていて、この影響はしばらく続きそうです。

TSKさんいん中央テレビ
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