春の高校バレー県大会は、男女とも決勝進出チームが決まりました。
全国大会への切符をかけ9日の決勝に臨む各校を紹介します。

女子決勝は去年と同じ顔合わせになりました。
まずは前回優勝第1シードの日南学園。
準決勝では全員バレーで宮崎学園をストレートで下し、決勝に駒を進めました。

チームの武器はコンビバレー!経験豊富なセッター・眞田來玲彩とエース黒仁田千祥を中心に多彩な攻撃を仕掛けます。
去年の春高初出場のメンバーがスタメンに5人残る日南学園、連覇に向けて気合十分です。

(日南学園 渡辺杏美キャプテン)
「県内4冠を達成して、最後の春高に出場できるように全員で力を合わせて頑張る」

対するは、過去9回の優勝を誇る第2シード・都城商業。
チームを引っ張るのはキャプテンの岩松琴音、去年よりもパワフルさが増したスパイクは破壊力抜群です。

ポイントゲッターは黒仁田心奈、相手のブロックをかわし正確なスパイクを打ち込みます。
去年決勝の舞台で涙をのんだ都城商業がリベンジに燃えています。

(都城商業 岩松琴音キャプテン)
「去年の先輩の思いや感謝の気持ちをプレーに乗せて絶対に優勝する」

男子決勝は、3年連続のライバル対決です。
まずは県内最多40回の優勝を誇る第1シード・都城工業。
準決勝では8年ぶりベスト4の宮崎工業を圧倒!決勝進出を決めました。

攻撃の中心は木佐貫煌也と松元雄慎のWエース。
この2人を中心に伝統の高速コンビバレーで得点を重ねます。
今年も圧倒的なスピードを武器に4連覇を目指します。

(都城工業 畑中凛太郎キャプテン)
「油断をせずに自分たちのバレーをしっかりしたいです。優勝します。それだけです」

対するは、2度目の全国を狙う第2シード・日南振徳。
準決勝の日章学園戦では、中盤まで接戦となりますが、持ち前の高さを武器に要所を締めストレート勝ちを収めました。

今年は去年決勝を経験した3人のアタッカーが中心。
黒木ライアンと長友勇歩、そして年代別日本代表にも選ばれた身長197cmの松元空星が立ちはだかります。
高さを生かしたパワーバレーで2度目の全国を狙います。

(日南振徳 杉場塁キャプテン)
「最後はライバルの都工を倒して必ず春高に行きたいです」

春高バレー県大会決勝は、11月9日に宮崎市のひなた武道館で行われます。

テレビ宮崎
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