放射冷却による冷え込みが厳しかったけさの福井県内。大野市内では、数十メートル先も見えないほどの濃い霧に包まれました。風の弱い盆地で発生しやすい放射霧で「盆地霧」とも呼ばれています。
 
大野市のけさの最低気温は2.4度と今シーズン最低を記録。12月上旬並みの冷え込みとなりました。
 
大野市の真名川周辺では、川霧と放射霧に朝日もすっぽりと覆われていました。

この冷え込みを受けて大野市役所で始まったのが、薪ストーブです。待合スペースに設置されているストーブに薪がくべられると、炎がゆらゆらと燃え上がりました。
  
ストーブ周辺のベンチにはカラフルな手編みの座布団も置かれています。
 
訪れた人は―
「暖かそうだなと思って寄りました。和みますね」
  
秋深まる大野市で、薪ストーブが訪れる人を暖かく出迎えます。

福井テレビ
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