仙台市若林区の高校では、スマートフォンのゲームを通じて、“闇バイト”の危険性を学ぶ授業が行われました。

記者リポート
「こちらでは闇バイトの危険性を学ぶ特別授業がおこなわれていますが、生徒たちが使っているのが、このスマートフォンです」

若林区の聖ウルスラ学院英智高校では、1年生106人がゲーム型教材を使って、闇バイトの危険性を疑似体験しました。

「え?この人じゃない?」
「きたきたきた」

ゲームは闇バイトに巻き込まれ、失踪した友人をSNSからの情報をもとに探し出すというもの。

開発したのは教育用のプログラムを手掛ける東京の現役大学生たちが起業した会社です。

知人が闇バイトに巻き込まれたことをきっかけに、このゲームを開発したといいます。

開発したクラスルームアドベンチャー 今井善太郎代表
「闇バイトっていう言葉自体は知っている子たち多いと思うんですけれども、実際にどんな内容かとか、どれだけ怖いことかっていうことはなかなか知らないと思っていて、ゲームの中で実際に体験してもらって怖さだけじゃなくて、どう相談すればいいのか、どう防いでいけばいいのかまで、学んでもらえたんじゃないかなと」

参加した生徒
「楽しみながら学べたので良かった」
「闇バイトの内容とか、危険性が身近なSNSに隠れていることを知らなかったので、日ごろから気を付けていきたい」

仙台放送
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