北海道日本ハムファイターズの秋季キャンプは4日目を迎え、11月に開催される韓国との強化試合で侍ジャパンに選出された北山亘基投手が、現在の調整状況と意気込みを語りました。
――ポストシーズンが終わって
「怪我もなく1年投げられたので、大きな不調もなく終われましたし、そこは問題なく。1年回ったので、多少の精神的な疲れだったり体の細かいところの調整が必要でしたが、このキャンプまでの期間でしっかり見つめ直していい時間を過ごせたと思います」
――ここまでどのような過ごし方を
「最初の1、2日は本当に何もせずリラックスして、その次の日くらいからボールも次に向けて変わるので、新しいボールを使ったりしながら、トレーニングは継続して過ごしてきました」
――韓国との強化試合で使うWBC球について
「ちょっと肌触りというか、革の質も違いますし、実際の大きさかどうかは分からないですが、ちょっと大きく感じたり、縫い目の高さがちょっと低く感じたり、いろいろ変化はあります。特徴は違うかなと思います」
「動きやすいボールだと思うので、真っ直ぐにしてもちょっと引っかけたり抜けたりするとそっち方向に今までよりも変化がつきやすいなっていうのと、変化球にしてもちゃんと指にかかったり、フォークでいえば、しっかり落ちた場合に、すごくいい変化のつけ方をするんじゃないかなと個人的には感じてます」
――WBC球での攻め方
「対バッターで投げて見て、バッターの反応を見ながら、あのボールを使った上での自分のピッチングスタイルみたいなものは、ここからの期間で探していけたらいいのかなと思います」
――秋キャンプでの取り組み
「一番は怪我をしないように。これから合宿に合流しますが、そこでいきなり勢いつけて、強度を上げても危ないですし、そうならないようにしっかり時間かけて体を徐々にしっかり上げていくという作業はしました」
日本シリーズ、ワールドシリーズを見て
――日本シリーズについて
「自分がプレーする場所じゃないので、そこまで熱心に見てなかったですけど、結果は気になったので、どういう試合だったのかなとハイライトを見たり、最後の優勝決定する試合は結構ちゃんと見ました」
――優勝決定の試合を見て
「素直に羨ましいですし、あの場に来年は立ちたいと思いましたし、今年もいいところまで行けたので、その紙一重をしっかり超えていって、あの場に来年は立ってみんなで喜ぶようにしたいと思います」
――来年のWBCへ、今年のワールドシリーズについての印象
「メジャーで活躍されている日本人の選手は本当にすごいなと思いますし、そういった選手も集まっての代表になってくると思うので、よりレベルの高い中で選んでもらえるようにこの期間しっかりアピールできたらいいなと思います」
――韓国との強化試合について
「直接の役割、自分のポジションをはっきり言われていないので、行ってからの話になると思いますが、どこでも対応できるようにはしたいです。でも一番はこの時期に怪我をしてしまうと、本当に元も子もないので、そこのコンディション管理と健康管理だけはしっかりやっていきたいなと思います」
北山投手は、11月6日から12日まで宮崎強化合宿に参加し、15日、16日に東京ドームで行われる日本対韓国の強化試合に臨みます。