宮城県大崎市で、柿の木に登っていたクマが木から降りてくる様子を、視聴者が撮影した。
映像は11月3日午後3時ごろ、大崎市鳴子温泉で撮影されたもの。車に乗っていた視聴者が、空き家とみられる敷地内の柿の木に登っていたクマを発見し、車内からスマートフォンで撮影したという。クマは、枝の上から器用に後ろ向きで木を降りてくる様子が確認できる。
また、同日午後3時半ごろには、大崎市岩出山の住宅でもクマが出没。玄関先に干された柿を狙って敷地内に侵入し、およそ1時間居座ったという。
周辺では柿の実を狙うクマの目撃が相次いでおり、自治体や警察は柿の実の早期収穫や不要な実の処分など、クマの誘引を避ける行動を呼びかけている。