10月31日はハロウィーンです。仙台市若林区では、仮装した子供たちが商店街が歩き回るハロウィーンを生かした防犯活動が行われました。
記者リポート
「お化けの目印があるお店に、子供たちは仮装をした姿で、『トリック・オア・トリート』と、声をかけて訪ねています」
「トリック・オア・トリート」
29日、仙台市若林区の荒町商店街で行われた「子まもりハロウィーン」。およそ400人の子供が思い思いの仮装に身を包み、商店街を歩き回りました。
このイベント、単にハロウィーンを楽しむだけではありません。
普段、子供たちが怖い思いをした時に、助けを求めて店に駆け込めるよう関係を作っておこうと、商店街が18年前から続けているものです。
子供たちは、店の人と会話しながら、お菓子などを受け取っていました。
店の人
「お兄さんの顔覚えていってくださいね。クマが出たら教えるんだよ」
子供たち
「お菓子がもらえて、あと110番の店とか分かった」
仙台荒町子まもりプロジェクト 庄子康一実行委員長
「子供だけではなくて、お年寄りとか、地域みんなで見守りあう。そんな商店街であったらいいなと思って活動しています」
荒町商店街によりますと、今年のイベントにはおよそ30店舗が協力したということです。