北朝鮮が朝鮮半島西側の黄海で新たな巡航ミサイルの発射実験を行いました。
トランプ大統領の韓国訪問を前に、軍事的な動きを誇示する狙いも指摘されています。
北朝鮮の朝鮮中央通信によりますと、ミサイル総局が28日、黄海で巡航ミサイルを試験発射しました。
ミサイルは船の上から発射できるように改良されたもので垂直に打ち上げた後、約2時間10分飛行し、標的に命中したということです。
この実験に金正恩(キム・ジョンウン)総書記は立ち会わず、党の幹部が視察したとしています。
一方、北朝鮮の市民向けメディアでは、これまでのところ今回の発射については伝えていません。
韓国メディアは、トランプ大統領の訪韓を前に北朝鮮が挑発のレベルを抑えた可能性もあると分析しています。