サッカーJ2・モンテディオ山形は26日、ホームで大宮と対戦。終盤まで2点リードしていたが、終了間際に追いつかれ引き分け。J1昇格の可能性が消滅した。
プレーオフ進出に望みをつなぐには、残り5試合で勝利しか許されない山形。
雨が降りしきる中、サポーターたちも選手とともに戦う。
山形は、序盤から前線で積極的にプレスを仕掛けチャンスを作りにいく。
前半34分、國分と土居2人がかりのプレスでボールを奪い前線へ運ぶと、土居が絶妙なクロス。
そして最後は氣田が決める。利き足と逆の左で放ったこん身のシュートで先制点を奪う。
しかし、前半44分にはコーナーキックからあわやという場面もあったが、キーパー渋谷のファインセーブで難を逃れる。
すると1点リードで折り返した後半30分、途中交代で入った大卒ルーキー堀金が、土居・氣田とつないだボールを頭で押し込み貴重な追加点。
9試合ぶりのゴールを決めた堀金は、サポーターと喜びを分かち合う。
山形はその後、後半44分に1点を返されアディショナルタイムに突入。
“あと少し耐えれば勝ち点3が手に入る”…と誰もがそう思ったが、相手のクロスを止められず、ディフェンスの隙を突かれ無情の同点ゴール。
痛恨のドローで、今シーズンのJ1昇格の可能性が消滅した。
(横内昭展監督)
「前半は得点も奪えて良い試合の入りをしてくれた。後半も同じような感じで2点
リードしたまでは良かったが、そこから終盤追いつかれて勝ち点3を失ったという
思い強い」
リーグ戦は残り4試合、次節はアウェイで大分と対戦する。