2024年閉店した旧長崎屋帯広店跡地の再開発について、地元の建設会社などが計画を進めていたホテルや商業施設、高層マンションなどの概要が、10月24日に発表されました。
新施設が建設されるのはJR帯広駅南口の旧長崎屋帯広店跡地です。
2024年3月に完全閉店した「旧長崎屋帯広店」はすでに建物が解体されていて、この跡地について、再開発のイメージが公開されました。
計画で新施設はホテルや商業施設のほか、十勝地方で最大級の地上14階建ての高層マンションなどのエリアにわかれています。
このうち商業施設には複数の小売店の入店を想定しているほか、イベントを実施できる屋外型のパブリックスペースも設置します。
「(JR帯広)駅前をこのまま放っておく訳にはいかない。十勝の人たちは、十勝マルシェなどのイベントにすごい人数が集まる。十勝の潜在的な力を引っ張り出さないともったいない」(登寿ホールディングス 宮坂寿文社長)
新施設は2028年春の開業を予定しています。
JR帯広駅周辺では2030年の開業を目指し、「藤丸百貨店」の建て替え工事が進んでいて、帯広の街並みが、大きく変わることになりそうです。