24日朝に発表された9月の消費者物価で、コメの高値水準が続く実態が改めて浮き彫りになりました。
鈴木農水相は物価高対策のひとつとして、「コメ券」の導入に改めて意欲を示しました。
9月の消費者物価指数では、前の年の同じ月と比べた「コメ類」の上昇率が49.2%となりました。
鈴木農水相は「コメ券」の導入を早期に実現させたい考えを改めて示していて、対象に子育て世帯や高齢者などを念頭においています。
鈴木農水相:
必要な地域においてすでに重点支援交付金で対応しているところもある。そうした地域をこれからも物価高対策の中で後押ししていく。
政府はこれまでコメ高騰の対策として備蓄米の放出を行ってきましたが、鈴木農水相は「コメ券」のほうがスピーディーだとして、地方への交付金を活用して早期に実施したい考えです。