東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題を巡り新潟県が実施した県民意識調査について、花角知事は原発から30キロ圏内の住民を対象にインターネットでの追加調査の準備をしていると明かしました。
柏崎刈羽原発の再稼働を巡り地元同意が焦点となる中、県はこれまでに県民の多様な意見を把握するためとして、県民意識調査や市町村長との懇談会などを実施してきました。
23日の会見で花角知事は、県民1万2000人を対象に行った意識調査について、「原発から30キロ圏内のUPZの住民の意見の傾向を丁寧に見るべき」との意見があるとし、追加調査の準備をしていると明かしました。
追加調査はインターネット上で行う方針です。
【花角知事】
「(実施は)11月の頭になるかもしれないが、それも含めて大事な情報・材料ということで判断していきたい」
花角知事はこの追加調査により、自身が示す再稼働の是非の判断時期にも影響が出る可能性があると話しています。