鳥取県の大山で10月22日、登山をしていた男性が遭難したことが分かり、23日朝から警察などが捜索にあたりました。
山頂付近で男性が発見されたものの意識のない状態で、その後死亡が確認されました。
警察が身元の確認などを進めています。

23日午後6時45分ごろ、大山に登山に出かけた男性の家族から「父が帰宅せず、連絡も取れない」と110番通報がありました。
行方が分からなくなったのは島根県在住の70代の男性で、警察などが23日朝から捜索していました。

そして午前7時40分ごろ、大山山頂の弥山の東側にある標高約1690メートルの三ノ峰付近で倒れていた男性を発見しました。

警察によると男性は意識がなく、呼び掛けに応じない状態だということで、その後鳥取県の防災ヘリで搬送されたものの、死亡が確認されました。

警察は、搬送されたこの男性が、行方が分からなくなっている男性ではないかとみて身元の確認を進めています。

大山付近では22日、雲が広がっていたもののその後天気が回復し、23日朝は晴れていました。
放射冷却の影響で冷え込み、同じ中国山地の鳥取県日南町茶屋のアメダスでは、最低気温3.6℃を記録しています。

TSKさんいん中央テレビ
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