福島県会津若松市のパチンコ店で起きた多額窃盗事件で、元従業員の男の初公判が開かれた。
建造物侵入と窃盗の罪に問われているのは、会津美里町の無職・真鍋一皐(まなべいっさ)被告(23)。
起訴状によると、真鍋被告は仲間と共謀し、会津若松市のパチンコ店に侵入し現金約2668万円を盗んだとされている。
10月22日福島地方裁判所会津若松支部で開かれた初公判で、真鍋被告は「間違いはありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で「知り合いだった共犯者と、自身がパチンコ店で勤務していることを利用し、狂言強盗を計画。客数が多くなるお盆に実行することに決めた」などと主張した。
次回の公判は、11月19日に開かれる予定。