若者の間で大麻などの違法薬物のまん延が問題となるなか、薬物乱用防止を呼びかけるキャンペーンが行われました。
「薬物乱用防止にご協力お願いします」
これは全国一斉に実施される「麻薬・覚醒剤・大麻 乱用防止運動」に合わせて、毎年行われているもので、23日朝、富山駅では富山県の指導員や龍谷富山高校の生徒など約20人が違法薬物の危険性を訴えるポケットティッシュなどを配りました。
県内では先月、10代から20代の密売グループが大麻や覚醒剤などの販売・所持の疑いで逮捕されたほか、最近は20代以下の若者が大麻などの違法薬物を使用して検挙されるケースが増えています。
*生徒
「薬物を使わず普通に生活してほしいと思い配っている」
*県薬事指導課 笹島厚美課長
「(薬物の)恐ろしさを知っていると使う前に立ち止まれると思うので、このような活動をきっかけに薬物について知ってもらいたい」
県は高岡や新川、砺波地区でもキャンペーンを行うことにしています。