全国各地の名店が一堂に会する“食の祭典”が、10月22日から札幌市のデパートで始まりました。

 136回目となるこのイベント、今回の注目は?

「大きな桶の中に入ったわらび餅に…仙台名物のずんだ餅。フロアのどこを歩いてもいい香りが漂ってます。こちらには大阪名物のたこ焼きもありますよ。会津屋と言って、たこ焼き発祥のお店なんだそうです。全国各地の名店がここに集まっています」(糸口アナウンサー)

 丸井今井札幌本店で11月3日まで開催される『全国うまいもの大会』。2週間の開催期間に約10万人が訪れる人気イベントです。

 開催期間中は全国からのべ73の名店が集まります。

 「だいたい毎回来ています。来られるときは」

 「初出店の店は全部見るようにしている」

 「カステラと鯖寿司と鱒寿司。いろんな所の品物が買えるのがいい」(いずれも来場客)

 今年のテーマは「ライブ感」。

 焼きたて!揚げたて!作りたて!味はもちろん、会場に立ち込める香りや音で全国の名産を楽しめます。

 「良い音!この音を聞いているだけでお腹がすいてきちゃいますね!」(糸口アナウンサー)

 こちらは大阪の串揚げのお店『くしよし本店』です。

 「衣がサクサク!」(糸口アナウンサー)

 「大阪で一番細かいパン粉を使ってるので衣が油をあまり吸わないんです。大阪の串カツは生地に普通は山芋や水、小麦粉を使いますが、冷めるとぺちゃっとなってしまうので、うちではもう30年前からパンのクロワッサンの材料を使っています」(くしよし本店)

 そして福岡名物を楽しめる、居酒屋の有名店『とり皮お市』もこのイベント初出店。

 「パチパチ鳴っています。その度に香ばしい香りが立ち上るんですよ!カリカリ!うん!鳥のうまみジューシーさ、醤油のコクが口の中にいっぱいに広がります」(糸口アナウンサー)

「焼いて脂を落として、次の日にも焼いて脂を落とす。それを5日間繰り返すことで、余計な脂が落ちる」(とり皮お市)

 さらに宮城県の『たんや善次郎』。

 こちらの逸品は牛タン!これに牛ハラミと、牛タンソーセージを乗せた贅沢なお弁当は1日・50折限定です。塩焼きの牛タンは一般的なお店の品と比べて、2倍の厚みだといいます。

 「噛むほどに牛タンの旨味がどんどん強くなってきます!程よい塩気!シンプルな味付けだから牛タンの旨味が引き立ちますね」(糸口アナウンサー)

 そして今年、テレビや雑誌など各メディアで紹介され話題となったおいもスイーツが登場!

 「どら焼きの生地になかにはイモの餡とホイップクリーム。上には紅はるかのクリームが絞られているんです。そして大学芋が2つ載っています」(糸口アナウンサー)

 福井県の『フランダースフリッツ』の逸品、『焼き芋モンブラン生どら焼き』です。

 「口の中がイモづくし!ほっこりとした優しい甘さが感じられます!」(糸口アナウンサー)

 29日からは第2弾として約20店舗が入れ替わります。

 長年愛される逸品から新作スイーツまで。「全国うまいもの大会」は11月3日までです。

北海道文化放送
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