離島や、へき地の教育の充実を図ろうと、九州地区の教育関係者が集まる研究大会が22日から鹿児島市で始まりました。

「南の宝箱鹿児島からとどけよう 南北600キロの学び」を大会スローガンに、22日から始まった九州地区へき地・小規模校教育研究大会。

鹿児島では8年ぶりの開催で、鹿児島市のカクイックス交流センターで開かれた全体会には、九州各県からへき地教育に携わる教員など約250人が参加しました。

鹿児島県は、へき地・小規模校の数が北海道に次いで、2番目に多い都道府県で、へき地・小規模校の教育の充実は重要な課題の一つとなっています。

全体会では、県教育委員会の地頭所恵教育長が主催者を代表して挨拶しました。

県教育委員会・地頭所恵教育長
「へき地・小規模校教育こそ、教育の原点という視点に立ち返りながら、これからの時代を見据えた教育のあり方について、議論が深められることを期待します」

この研究大会、23日は鹿児島県日置市といちき串木野市の6つの小学校で、公開授業や研究発表が予定されているということです。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。