10月21日、北海道胆振地方の白老町にある養鶏場で採卵用のニワトリが死んでいるのが見つかり、簡易検査で高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いが出ていた問題で22日朝、確定検査の結果、陽性だったことが分かりました。
北海道によりますと、10月21日午前9時ごろ、白老町の養鶏場で飼われているニワトリ40羽以上が死んでいるのが発見され、簡易検査の結果、A型インフルエンザ陽性と確認されました。
関係者によりますと、その後の確定検査で22日午前6時ごろ、結果は陽性だったことが分かりました。
午前8時ごろから開かれる国の対策会議で、正式判定される予定です。
判定が出れば、全国の農場で今シーズン初めての高病原性鳥インフルエンザの感染事例となり、養鶏場で卵を産むために飼育されているニワトリ約46万羽が殺処分される見込みです。