フランスのルーブル美術館で起きた強盗事件で、被害総額について8800万ユーロ、約155億円に上ることが明らかになりました。
これはパリ検察庁のトップ、ロール・ベキュオ氏が地元ラジオ局に出演した際に明らかにしたもので、「美術館側が今回の損害額を8800万ユーロ、約155億円と見積もっている」と述べました。
被害にあったのは皇帝ナポレオンにまつわるダイヤなどがちりばめられたネックレスなど9点で、ベキュオ氏は「この損害は経済的な損失であり、歴史的損失、つまりこの盗難がもたらした文化的被害は計り知れない」と強調しました。
捜査当局は逃走した強盗団4人の行方を追っています。