子どもから大人まで幅広い世代に人気。愛媛県西予市の博物館で、絵本作家・ヨシタケシンスケさんのスケッチや絵本の原画などを集めた特別展が開かれています。
イベントの名前は「ヨシタケシンスケ展かもしれない」。愛媛県歴史文化博物館で開かれていて、人気絵本作家ヨシタケさんが描いたスケッチや絵本の原画など４００点あまりが紹介されています。
壁にビッシリ掲げられているのは、ヨシタケさんが身の回りの出来事などを描きためた約２５００枚ものスケッチ。このコーナーで発想の源を探ります。また、うるさい大人のキャラクターの口にリンゴを投げ入れるアトラクションなどもあり、絵本の世界を楽しめます。
来場者：
「スケッチの段階からヨシタケさんのかわいい絵柄が表現されていて、すごいなと思いました」
ヨシタケさんは４０歳を過ぎて絵本作家としてデビュー。イベント名の「かもしれない」には、「自分の予想してない未来」「こういう考え方もある」との思いが込められているといいます。
松井寿専門学芸員：
「ヨシタケさんの頭の中をのぞいているような、おもしろい展示物がたくさんあります。発想の豊かさをぜひ博物館で体験してみてください」
この特別展は四国で初めて開催。１１月２４日まで開かれています。
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