今シーズン最後となる東北唯一の闘牛大会が10月19日に岩手県久慈市で開かれ、迫力満点の取組が観客を魅了しました。
久慈市山形町の平庭闘牛大会は東北唯一の闘牛として年4回行われていて、19日は2025年の最後に当たるもみじ場所が開かれました。
もみじ場所には2歳の前頭から11歳の横綱まで24頭の牛が出場しました。
なかでも約1トンの横綱同士の一戦では勢子と呼ばれる引手の巧みな綱さばきや唸り声をあげながらぶつかり合う闘牛の迫力に、会場からは歓声が沸いていました。
観客からは「音もすごかったし(牛たちは)頑張っていたと思う」「若い牛たちがやる気満々で取り組んでいて、すごく見ごたえがあった」などの声が聞かれました。
次回の平庭闘牛大会は2026年5月に「わかば場所」が開かれる予定です。