任期満了に伴う越前市長選挙が19日に告示され、現職の山田賢一氏のほかに立候補の届け出はなく、山田氏が無投票で2期目の当選を果たしました。
山田氏は午後5時過ぎ、市内の会場で支持者を前に再選の喜びを語りました。「何よりも市民の幸せの実感を高めることを市政の目標とし、様々な政策の物差しとして、何をやったかではなく、何がもたらせられたのかということを念頭に置きながら、これからも精一杯仕事を進めていきたい。いろんな課題があるが、芽が出てきている。可能性を私なりに実感をしてるところ。これまで以上に全力を尽くし、市の発展、市民の幸せのために頑張っていきたい」
山田氏は越前市生まれの67歳で、京都大学法学部を卒業後、福井県庁に入庁。産業労働部長や総務部長、副知事などを歴任し、福井県立大理事長を経て前回、2021年の越前市長選挙で初当選しました。
山田氏は、市民が「幸せを実感できるふるさとづくり」を目指し、公約には北陸新幹線・越前たけふ駅周辺の整備や企業誘致、歴史と文化を生かしたまちづくりなどを盛り込んでいます。