在留カードの期限が切れた状態で新潟県内に居住し、日本国内に滞在し続けた疑いで中国籍の35歳の男が現行犯逮捕されました。

出入国管理及び難民認定法違反(不法残留)の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不定・中国籍のアルバイトの男(35)です。

警察によりますと、男は在留カードの有効期限が去年の6月30日に切れていたにも関わらず、在留期間の更新または変更を受けないで、去年の7月1日から今年の10月16日までの約1年3カ月にわたって県内に居住し、日本国内に滞在し続けた疑いがもたれています。

事件は、男が落とした財布が新発田署に届けられたことで発覚。

警察が男の財布に入っていた在留カードを確認したところ、期限が切れていることが判明したということです。

その後、10月17日に男が財布を探しに新発田署に来た際に、警察は男を現行犯逮捕しました。

警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めていて、在留カードの期限が切れたことを認識したうえで、日本国内に滞在し続けていた旨の供述をしているということです。

警察が詳しい経緯や動機を調べています。

NST新潟総合テレビ
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