刑務所出所者たちの勤続を表彰するシンポ 検挙者の半数が再犯者 うち7割は無職 大阪・北区
刑務所から出所した人たちの再犯が問題となるなか、出所後に、仕事が長期間続いている人を表彰するシンポジウムが開かれました。
このイベントは、刑務所や少年院から出所した人たちの自立更生支援を行う「職親プロジェクト」が主催しました。
2013年に関西の民間企業7社が始めた出所者の積極的な採用は、現在、全国の1279社に広がり、1600人以上が働いています。
【塗装会社勤務10年 飯尾康章さん】
「次は絶対にしないって誓ってやってた」
【美容室勤務8年黒川紗妃さん】
「「大丈夫」って声かけてくれるような職場だったのですぐ慣れました」
法務省などによると近年、検挙された人の半数が再犯者で、そのうち7割が無職の状態で犯行を繰り返していて、社会的な出所した人たちの受け入れが求められています。