子どもたちの成長を見届け、その役目を終えた人形に感謝する供養祭が鳥取市の寺で営まれました。

鳥取市の古刹・玄忠寺。
鳥取市の人形店が50年ほど前から営んでいる人形の供養祭。
子どもたちのすこやかな成長の願いを託され、役目を終えた人形に感謝します。

山陰各地から雛飾りや日本人形、ぬいぐるみなど約5000体が本堂に積み上げられ、住職がお経を上げて、厳かに魂を抜き、供養しました。

参列者:
私のは70年前のものだし、娘たちのお雛様を持ってきた。
ごみとしては捨てられないし、どうしようかと思っていたので来させてもらいました。

人形のはなふさ・英智哉社長:
感謝の思いを伝える、そして家では必要なくなったものを持ってきていただいて、しっかりお見送りしてもらうかたちで毎年開催している。

10月16日は約30人が参列し、長年寄り添ってきた人形に感謝の祈りをささげ、別れを惜しんでいました。

TSKさんいん中央テレビ
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