障害のある人が日頃培った技能を競う全国障害者技能競技大会、「アビリンピック」に出場する鹿児島県代表選手の激励会が県庁で開かれ、出場者が大会への決意を新たにしました。

アビリンピックは、障害のある人が技能を競い合うことで、能力の向上や雇用の促進を図ることを目的に開かれています。2025年は鹿児島県代表として縫製や木工など7種目に10人が出場します。

激励会では出場選手に激励金や花束が贈られました。そして選手を代表して洋裁部門に出場する菊地李果さん(鹿児島障害者職業能力開発校・アパレル科)が「これまでの訓練の成果を発揮し精一杯競技します。各県の選手と競い合い、よい思い出もつくりたいと思っています」と挨拶しました。

また木工部門に出場する岩川直生さん(鹿児島障害者職業能力開発校・ワークトレーニング科)は、報道陣の取材に対し「今まで練習してきたことを本番で出し切りたい。金賞を取りたい」と決意を語りました。

45回目のアビリンピックは10月17日から3日間、愛知・常滑市で、洋裁・家具など25種目で全国の代表が技能を競います。

鹿児島テレビ
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