10月13日、長野県飯山市のジャンプ台で開かれたイベントにゲストとして北京五輪金メダリストの小林陵侑選手と“レジェンド”葛西紀明選手が登場。小林選手は2026年のオリンピックで「金メダルを目指す」と抱負を語りました。

会場を盛り上げるDJに、キッチンカーも。その隣は飯山市のジャンプ台「飯山シャンツェ」。

10月13日、スキージャンプの記録会が開かれ小学生から社会人まで約170人が参加しました。企画したのは飯山市出身でソチオリンピック銅メダリストの竹内択選手です。

イベントを企画・竹内択選手:
「海外の大会のように盛り上がる試合になればと思って企画させてもらっています」

今年で6回目の記録会。トークショーなどもあり毎回「ビッグなゲスト」が訪れます。

今年も―。

会場アナウンス:
「小林陵侑選手」

さらに―。

「“レジェンド”葛西紀明選手」

北京オリンピック金メダルの小林陵侑選手(28)と、「レジェンド」葛西紀明選手(53)が登場。2人は毎年、参加しています。

会場から寄せられた質問に答える―。

司会:
「飛ぶときは怖くないですか?」

“レジェンド”葛西紀明選手:
「昔はイケイケだったんですけど、最近怖いんですよ。この年でけがすると立ち直れないような気がして」

司会:
「オリンピックを目指す上で一番大切だったことを教えてください」

北京五輪 金メダル・小林陵侑選手:
「競技特性を知って極めるところが第一前提だと思う。オリンピックに出ることがゴールじゃないので出てからがスタート」

2026年2月に迫ったミラノ・コルティナオリンピック。2人は抱負を語りました。

“レジェンド”・葛西紀明選手:
「もし出られれば9回目のオリンピック。前人未踏なのか知らんけど、出場したいなと思っています」

北京五輪 金メダル・小林陵侑選手:
「ビッグジャンプしてパワーを届けられたらと思う。もちろん金メダル目指して頑張ります」

訪れた人:
「生で見られるのは迫力がありました」
「すごく身近に感じるというか、オリンピックも出てほしいし、また応援したい」

2人は選手たちのジャンプも見学。

“レジェンド”・葛西紀明選手:
「子どもたちも本当にキラキラした顔をしていて、また大きな目標に向かって頑張ってほしいなという気持ちで見ていました」

北京五輪 金メダル・小林陵侑選手:
「この試合からまた世界で戦う子たちが出てきたら盛り上がると思うので、この先も続くイベントとして登竜門みたいな形になればうれしい」

長野放送
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