インドネシアでイスラム系の学校の礼拝堂が崩壊した事故で、学生ら91人が下敷きになっている可能性があることが分かりました。
インドネシアの東ジャワ州にあるイスラム系の寄宿学校では先月29日、礼拝堂が崩壊し、これまでに男子学生ら3人が死亡、およそ100人がけがをしました。
インドネシア当局によりますと、現在も91人ががれきの下敷きになっている可能性があるということです。
また、少なくとも6人の生存が確認されていますが、重機を使用するとさらなる崩壊を招く恐れがあるためがれきの撤去が進まず、救出活動は難航しているということです。
この建物は増築工事中でしたが、必要な許可を取っておらず、当局は建築技術に問題があったと指摘しています。