自民党の新総裁との向き合いが注目される野党、そのトップが週末、相次いで来県しました。

20日に富山県氷見市の被災地を視察した立憲民主党の野田佳彦代表。
総裁選を闘う5人について、次のように述べました。

*立憲民主党 野田佳彦代表
「衆議院のみならず参議院でも少数与党という状況になったことを踏まえ、かなり野党を意識した政策・発言になってきているのではないか。給付付き税額控除を掲げる人もいるし、ガソリン税の暫定税率の廃止についても小泉議員は前向きな話をされているなど、かなり化学反応が起きてきている。逆に言うと我々にとっては政策実現のチャンスだと思うので、これからの討論を注視していきたい」

一方、21日富山市内を訪れた国民民主党の玉木雄一郎代表は。

*国民民主党 玉木雄一郎代表
「(総裁に)誰がなってもいいが、私たちと去年の12月に約束した、ガソリンの暫定税率を廃止する、103万円の壁を178万円目指して今年から引き上げる、3党で文書まで交わした合意を守ってもらいたい。守れる人に総裁になってもらいたい」
また、玉木代表は次の衆院選に向け、既に候補者が決まっている富山3区に加え、2区にも候補者を擁立する考えを示しました。

*国民民主党 玉木雄一郎代表
「富山県内での国民民主党公認の擁立者数も増やしていきたい。少なくとも2区には立てたい」