明治から昭和にかけての福井県内の港の様子や役割を写真でたどる企画展が、福井市にある県立歴史博物館で開かれています。
写真展は、物流拠点としてだけでなく国際交流の場としても大きな役割を果たしてきた港について、多くの人に知ってもらおうと開かれています。
写真は絵はがきに使われていたもので、11の港の明治から昭和の様子を写した27点が展示されています。
当時、県内で唯一海外と交流があった敦賀港の写真からは、埋め立て用の盛り土が特徴的な明治時代から、時代が下るとともに桟橋が建設されたり、停泊している船が大型化したりと、昭和にかけて港が発展していく様子がうかがえます。
来年の2月11日まで開かれています。