2025年1月の埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、全国で行われた下水道管の特別重点調査の結果が発表されました。
長野県内は、八潮市の現場と下水道管の構造が似ている約3.9キロが対象で、このうち、諏訪湖流域下水道の約1.3キロで、管の上下方向のたるみなどが確認され、速やかな対策が必要と判定されました。
また、諏訪湖流域と千曲川流域下水道の合わせて0.9キロで、管の腐食などが確認され、5年以内に対策が必要と判定されました。
いずれも管の周りに空洞などはなく、ただちに陥没事故が起こる危険性はないということです。
県は、応急措置を行うとともに、補強工事などの恒久対策も進める方針です。