兵庫維新の会は7日、神戸市長選への独自候補の擁立を断念し、どの候補者も推薦や支援をしないことを決めました。

10月26日に投開票が行われる神戸市長選について、兵庫維新の会が全体会議を開き、対応を協議しました。

その結果、独自候補の擁立を断念し、他のいずれの候補も推薦や支援を行わないことを決定しました。

理由について、兵庫維新代表の金子道仁参院議員は、「非常に厳しい党勢にある中で、適切な候補が手を挙げていただけなかった」と説明しました。

政令市の市長選の対応は党本部に決定権がありますが、同席した日本維新の会の藤田文武共同代表も、「擁立できなかったことは真摯に受け止めて、今後に生かすしかない」と述べました。

兵庫維新では、去年11月の知事選で所属議員の一部が斎藤元彦知事を支援して混乱が生じたことを受け、維新候補以外の支援活動を禁止する新たな党規を定めています。

金子代表は「自主投票ではない」として、神戸市長選の候補者を支援した場合は、「党規違反になる」と説明しています。

関西テレビ
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