滋賀県大津市できょう=5日午前、市道の路肩の擁壁が全長・約50mにわたって崩れました。
けが人はいませんが、大津市は現場周辺の道路を封鎖し、通行を規制しています。
午前8時前、大津市若葉台で「崖が崩れてガードレールがひしゃげている」と、消防に通報がありました。
大津市によると、崩れたのは住宅街の中を通る市道で、約50mにわたって、高さ4m程度の路肩のブロック擁壁が崩れたということです。
ただ、崩れたのは道路全体の幅のうち、3分の1程度=2mくらいの範囲で、けが人はいないとしています。
市はブルーシートで崩落部分からさらに水がしみ込まないよう応急措置を行い、あす=6日から具体的な対策に向け調査や土のうを積むなどの対応を採るとしています。
また、いまのところ近隣の家屋への影響はないということです。
市によると、現場では量は多くないものの、台風15号の影響できのう=4日夜から雨が降り続いていました。