いわゆるトランプ関税をめぐり、アメリカのトランプ政権は3日、連邦控訴裁判所が相互関税を違法と判断したことを受けて、最高裁判所に上訴しました。
アメリカのCNBCテレビによりますと、トランプ政権は3日、相互関税を違法とする判断を不服として最高裁に上訴しました。
トランプ大統領は最高裁に対し、11月に弁論を行い、速やかに相互関税の合法性を判断するよう求めているということです。
トランプ大統領は3日、記者団に対し勝訴への自信を見せましたが、敗訴した場合、日本などとの合意を解消する可能性も示唆しました。
アメリカ・トランプ大統領:
訴訟に負けたら我が国は大きな打撃を受ける。日本や韓国との合意も解消せざるを得ないかもしれない。
一方、自動車や鉄鋼・アルミニウムに発動している追加関税は異なる法律に基づいていて、訴訟の争点にはなっていません。