授業中、椅子に座っていた児童の足に電源コードを巻き付け、椅子に固定する体罰を行ったとして大島地区の小学校の校長が減給1カ月の懲戒処分を受けました。
4日付けで減給1カ月の懲戒処分を受けたのは、大島地区の小学校の52歳の男性校長です。
県教育委員会によりますと校長は、2025年2月ごろ、担任教師が不在で代わりに授業を行っていた際、おしゃべりや離席を繰り返していた児童に対し、椅子に座っていた児童の太もも部分を持っていた電源コードで椅子に巻き付け固定する体罰を行ったということです。
2025年3月上旬に関係者が学校側に相談し発覚したもので、校長は「自身の体罰に対する認識が甘かった。学校をあずかる校長として信頼を損ねる結果で猛省している」と話しています。
県教委・教職員課の中島靖治課長は「体罰は児童、生徒の人格を傷つける、絶対に許されない行為で誠に残念」とコメントしています。
このほか、福岡県内で友人と酒を飲んだ翌日の9月3日午前10時すぎ、自宅に帰ろうとして酒気帯び運転で検挙された北薩地区の小学校の51歳の男性教師が停職6カ月の懲戒処分となりました。男性教師は4日付けで依願退職しました。
また、2025年5月にいずれも居眠り運転により、霧島市内で接触事故や追突事故を起こした大隅地区の中学校の57歳の男性教師が戒告の懲戒処分を受けています。