2025年6月に世界で初めて開催された「すし会談」。
4日はその後の負けられない熱い戦いをお伝えします。
6月に富山県庁で行われた世界初の「すし会談」。
全国にも知られた“すしどころ”の富山県と“すしネタの宝庫”とされる福岡・北九州市が、「すし」を通じて地元を元気にしようというもの。
初めての会談については「Live News days」でもお伝えしましたが、その後、「すし」をめぐる熱い戦いが繰り広げられていたんです。
8月26日には富山と北九州の中間地点の大阪で、すし対決「大阪夏の陣」が開催されました。
食い倒れの街で双方負けられない戦いです。
試食した人は「富山はよく旅行で行くことはあったけど、北九州は初めてのすし」「甘エビが好きなので、富山の方が好き」と話していました。
この試食会の結果は、富山が勝利していました。
また、会談直後の6月20日から2カ月間にわたって、富山と北九州の両地域の回転寿司屋で食べ比べ対決が行われました。
「富山三昧」は、紅ずわい蟹・真鯛昆布〆握り・白海老昆布巻き軍艦。
そして「北九州三昧」は、ヤリイカ・真フグ・真鯛の炙りぬかだき添え。
それぞれ自慢の「すし」で戦い、勝敗は販売された皿の数で決まります。
そして、その結果が3日に発表されました。
北九州市が9809皿、富山県が8456皿と、54%対46%で北九州市に軍配。
現在1勝1敗の両者、「すし」を生かした観光戦略に今後さらに注目です。