敦賀市にある高速増殖原型炉もんじゅの敷地内で計画中の「新試験研究炉」について、文部科学省は2026年度の概算要求で、今年度予算の約1.5倍の25億円を計上しました。
2026年度の概算要求では、新試験研究炉の開発・整備費用に今年度より9億円増額した25億円を計上します。
2024年に指摘された敷地内の「推定活断層」の調査を継続するほか、新たに建設候補地の地下構造の調査などを行うとしています。
文部科学省の担当者から説明を受けた米澤市長は「地元経済界や地域住民の関心が高い」と話し、調査の進捗状況の可視化や整備スケジュールの早期提示を求めました。
