大阪・関西万博で、パビリオンのおよそ7割が、ガイドラインに定められている消火設備の自主点検などの実施報告を行っていなかったことが分かりました。
博覧会協会はパビリオン運営にあたり、防火管理者が消火設備や避難経路などを毎月1回以上自主点検し、チェック表を提出するようガイドラインで定めています。
しかし、協会によると、8月下旬時点で、全体のおよそ7割のパビリオンがチェック表を提出していなかったことが分かりました。
協会は安全対策が不十分だとして、チェック表の提出を改めて各パビリオンに呼びかけましたが、現時点でも4割程度にとどまっているということです。
協会は引き続き、ガイドラインを周知し、チェック表の提出率の向上を図るとしています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年9月3日放送)